パソコンの選び方【サイズ編】

様々なサイズのパソコン Device

こんにちは、田舎者です。

私は、職場を含めると10台以上の様々なサイズ、スペックのパソコンを使用してきました。
今回は、パソコンを選ぶ際のサイズの選び方について用途別に紹介していきたいと思います。

※私が説明するパソコンとは、WindowsOSもしくは、MacOSを搭載しているものを基準としており、AndroidOSやiOSであるAndroidタブレットやiPadなどはまとめてタブレットと呼ばせていただきますのでご了承ください。

パソコンのサイズは大きく分けて4パターン

私の中でパソコンのサイズは、以下の4種類に分けられると考えています。

  • 12インチ以下のモバイルノートパソコン
  • 12インチ~14インチのモバイルノートパソコン
  • 15インチ以上のノートパソコン
  • デスクトップパソコン

14インチ以下のノートパソコンを特にモバイルノートパソコンと言います。
なぜ、モバイルノートパソコンだけ2つに分けているかというと、私が個人的に12インチ以下のモバイルノートパソコンをすすめていないからです!

その理由も含めて12インチ以下のモバイルノートパソコンの特徴から紹介していきたいと思います。

12インチ以下のモバイルノートパソコンの特徴

メリット
  • とにかく小さくて軽いので、持ち運びしやすい(重さが1㎏以下のものもある)
  • バッテリー持続時間が長いものが多い
デメリット
  • 同性能の他のサイズのパソコンと値段を比較すると高くなる
  • 画面が小さいので作業効率が悪い
  • フルサイズキーボードでないのでタイピングにストレスを感じる

最大のメリットは1㎏を切る軽さバッテリーも電源に接続せず10時間くらいはもつので、外出の際に持ち運びしやすいということですね。

ただ、デメリットとして、基本的にパソコンは小さいものほど中の部品を小型、軽量化しないといけないため値段が高くなります。
さらにパソコンの頭脳と言われるCPUは、性能が高いものほど電力を消費し、さらに熱を出しますので、モバイルノートパソコンではバッテリーの持続時間を延ばしたり、排熱を抑えるためにCPUの性能を抑えています。

そのため、パソコンの性能を重要視する人には向いていません。

画面が狭い上に、通常のキーボードサイズであるフルサイズキーボードの実現が難しくキーピッチが狭くなり作業効率は他のサイズのパソコンと比べると最も悪くなります。

2in1ノートパソコン
2in1と呼ばれるキーボードと分離してタブレットにもなるタイプのものもあります。
こんな人におすすめ!
  • カフェなど外出先でパソコンを使う事が多く、パソコンの使用目的は、「メール、ネットサーフィン、動画視聴、たまにオフィス使う」くらいの人
  • サブ機としての使用する人

12インチ~14インチのモバイルノートパソコンの特徴

メリット
  • 重さは1.2~1.5㎏程度だが、とりあえず毎日持ち運びが可能。
  • 使い方にもよるが、バッテリーも1日はもつ
デメリット
  • 同性能の15インチ以上のものよりは値段が高くなる
  • キーボードでのタイピングもストレスはないが、テンキーはない
  • 15インチ以上のパソコンと比べるとインターフェースは不足気味

私が今メイン機として使っているパソコンも、このサイズになります。

このサイズまでは、カバンやリュックなどにも収納でき、持ち運びにそこまでストレスは感じないと思います。
1日くらいだったら電源を持たずに出かけても問題ありません。

性能もミドルクラスのものも多く、重い3Dゲームや動画編集などをしないのであれば、十分な性能です。
キーボードもフルサイズキーボードになるので、作業効率もテンキーが無いくらいで、悪くなりません。

デメリットとして、インターフェースの不足についてですが、DVDドライブがついていないものがほとんどです。
また、フルサイズのUSBスロットがないものもあります。

自分がどういうデバイスをパソコンに接続するかを考えてインターフェースを選ぶ、もしくは、USBハブを用意して必要な時だけ外付のドライブなどを接続するなどの工夫が必要になります。

Macbook Proのインターフェース1
Macbook Proのインターフェース2
最近のMacbookはUSBのType-Cしか無いのでUSBハブが必須です。
こんな人におすすめ!
  • 作業効率や性能を落とさずにできるだけ持ち運びしやすいパソコンが欲しい人

15インチ以上のノートパソコン

メリット
  • コストパフォーマンスがいい
  • キーボードにテンキーもあり、タイピングにストレスを感じない
  • インターフェースの数や種類も多い
デメリット
  • 大きくて重いので頻繁に持ち運ぶのは大変(1.8~2kg程度)

同性能のモバイルノートパソコンよりも数万円は安く買えるので、高性能のパソコンをできるだけ価格を抑えて買いたい人はこのサイズのパソコンがおすすめです。

インターフェースもフルサイズUSB(Type-A)を3スロット以上、DVDドライブ、HDMIなどの映像出力端子、SDスロットなど十分にある場合が多いので、余計なコードやUSBハブなどが不要になります。

15インチのインターフェース1
USBや映像、音声の入出力等もあります。
15インチのインターフェース2
LANポートやDVD等のドライブもあるのでデスクトップと遜色ありません。

キーボードにテンキーが備わっているので、計算ソフトなどで数字入力を頻繁にする人にもおすすめです。

15インチと13.3インチ比較
15インチからテンキーがあります。

デメリットとして重さが2㎏程度はあり、長い時間歩いて持ち運ぶのは辛いです。
また、14インチ以下のものはバッグやリュックに入れて気軽に持ち運べますが、このサイズのものは専用のバッグに入れて普段の荷物と別で持ち運ぶことになります。

こんな人におすすめ!
  • 持ち運びやすさよりも値段の安さを優先する人
  • 性能や作業効率を優先する人

デスクトップパソコン

メリット
  • とにかく現状で最高性能のスペックを実現可能
  • キーボード、インターフェース、画面サイズなど作業効率は1番いい
デメリット
  • 持ち運べない
  • パソコン本体、モニター、キーボード、マウスの設置スペースが必要

メリットは、ノートパソコンではサイズが制限される分、性能も制限しなければならなかった部分もあるのですが、デスクトップパソコンでは、性能の制限がありません。
現在の最高性能のパソコンをノートパソコンよりも安価に実現する事が可能です。

モニター、キーボード、マウスなど、自分の気に入ったものを使用できるので、最高の環境で作業する事ができます。

デメリットは、持ち運べない事と設置スペースが必要な事です。
基本的に家の決められた場所に設置し、そこでしか作業ができない事になります。

こんな人におすすめ!
  • 家の中でしか使わない人
  • クリエイティブな仕事をするので、性能や作業効率に妥協したくない人

まとめ【結局どのサイズがおすすめか】

3つのサイズのパソコン
左から15インチ・13.3インチ・12.5インチのノートパソコン

パソコンのサイズを決める際は、まず、どこで使うのかを考えましょう。
どこで使うのかを考えたら、そこまで持ち運ぶ事をイメージしてみると自分にはどのサイズのパソコンが一番いいのか自然と分かってくると思います。

ここからは、私の意見になりますが、12インチ以下のモバイルノートパソコンは、おすすめしません。
メール、ネットサーフィン、動画視聴はタブレットで十分ですし、起動の速さや持ち運びやすさはタブレットの方が優れています。

12.5インチのノートパソコンと10インチタブレットの比較
左が12.5インチのノートパソコン・右が10インチのタブレット
12インチ以下のノートパソコンでできる事の多くは10インチタブレットで代用できる

Officeがどうしても必要であれば、12インチから14インチのモバイルノートパソコンの方が作業効率などを考えたらいいでしょう。

15インチ以上のノートパソコンは中途半端になりがちです。
「持ち運べるようにノートパソコンにはしたけど、重いので家の中から持ち出さず、デスクトップでも良かった」
というような感じになりそうです。

もちろん、家のいろんな部屋で使用したり、CDから音楽を取り込んだりするなど15インチのノートパソコンの特徴を上手く活用できていたらいいかと思いますが。

私の1番のおすすめは、「12インチから14インチのモバイルノートパソコン」になります。
私は、12.5インチのものと13.3インチのものを持っていますが、12.5インチのものでも少し小さくて窮屈に感じるので、できれば13インチくらいがベストだと考えています。

この辺は、個人の好みで変わってくるので、実際に家電量販店などで確認した方がいいかと思います。

13.3インチと12.5インチの比較
左が13.3インチ・右が12.5インチ
私個人的には13.3インチがベストだと思います。

私の理想としては、
「集中して作業できる部屋にデスクトップパソコンを置いて、普段の作業は13インチのモバイルノートパソコンを使い、ネットサーフィンや動画視聴は10インチのタブレットを使う」
という環境がベストだと思います。

長い人は5年以上は使う事になるパソコンですので、ぜひ、毎日使いたくなるパソコンを選んでみてはいかがでしょうか?

パソコンの性能でお悩みの方は、「パソコンの選び方【性能編】」をご覧ください。

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